所在地
・猿島小4年生の作品紹介
本日は平成30年度第1回学校保健委員会が開催されました。
児童発表では,保健委員とモグモグリーダー(給食の完食人数を増やしたり残量を減らす活動をするリーダー)がこれまでの活動について発表しました。
保健委員は保健集会や給食訪問で「噛むことの大切さ」を呼びかけました。常時活動として,清潔調べを行っています。これから感染症がはやるる時期には予防を呼びかけます。
もぐもぐリーダーは「もぐもぐタイム」(黙って食べる時間)を設定したり,自分でも好き嫌いをなくすように心がけたりして,給食の残量を減らす工夫をしています。
続いて,西南医療センター病院の寺島秀夫先生から「がんの予防」について講演していただきました。
「がん」は今や日本人の2人に1人がかかるといわれる身近な病気だということです。しかし,不治の病というわけでなく,早期発見と早期治療でt治癒が可能な病気だそうです。
がん細胞は2cmに成長するまでに治療を始めることが,生存率を分けるポイントになるということです。先生は子どもたちを通して,お家の方に定期健診を受診することを進めていました。
今日は気温が上がらず体育館の中は寒かったですが,子どもたちは真剣に話を聞いていました。
がん予防のポイントを紹介します。
?タバコは吸わない ?お酒を飲みすぎない ?太りすぎに注意 ?適度な運動
この地域の特徴として,かつて井戸水を飲んでいたので,胃がんの原因となるピロリ菌が胃の中にいるご高齢者の確率が高いそうです。お家におじいちゃんやおばあちゃんがいる児童に健診を進めるように呼びかけてくださいました。
また,茨城県の男性の喫煙率は関東の中で一番高いそうです。児童の中には先生の話を聞いた後,「家のお父さんはタバコを吸っているからやめるように話します」と感想を書いた子もいました。
最後に,「自分の健康は自分で守る」こと,「そのために自身の健康の管理に自分で責任をもつこと」の大切さをお話くださいました。
代表児童のお礼の言葉
講演の後,学校薬剤師の藤本先生から感染症予防についてお話していただきました。
寒い中でしたが,子どもたちの聴く態度もすばらしく,とても有意義な時間でした。