境町では,教育課程特例校として,英語活動を積極的に行っています。
特に,各校小中学校で,スーパーグローバルスクール(SGS)事業に取り組んでいます。
具体的には,文部科学省の外国語・外国語活動の他に,町独自に各学年で毎週1時間,英語学習を行っています。こうした教育活動は,学校関係者の町の教育委員の方々にもご参観いただきながら,ご指導・ご助言をいただいております。令和2年度7月の訪問時2年生を参観されてのご指導・ご助言から,成果と課題についてまとめました。
【授業参観者の主なご意見】
・児童がとても楽しそうにALTの話に耳を傾け,意欲的に学習していました。
・担任のリーダーシップとALTの素晴らしい動きがマッチしていて,児童は終始あきることなく楽しく, 活動していました。
・本時のねらいを達成している内容だったが,活動が単調にならないよう,バリエーションを加えながら 英語に親しむ要素を増やせるとさらに良いです。
・担任の先生やALTからの英語の中で,授業が進んでいく中で,児童の様子を見ながら,理解度に合わせ,日本語のサポートがあるとよいです。
・定期的にビデオ記録を残し,研修の参考資料にしてください。
【成果】
・英語が児童にとって身近なものになっています。あいさつや簡単な会話が自然に英語でできています。 また,恥ずかしがることなく英語での発表等も行え,英語に対する抵抗感が少ないです。
・楽しい活動やアクティビティを通して授業を進めることで「英語は楽しい」という意識をもっている児 童が多いです。
・高学年になるにつれて,さらに高度でで本格的な英語を学ぼうという意欲のある児童が出てきています。
【今後の課題】
・英語の授業の雰囲気に誰もがなじめるような工夫をしていきたいです。
・英語を使った指示についていけない児童がでないよう個人差に対応したいです。